会員 各位
偽造一万円札に対する防犯対策について
既に対策を講じておられると存じますが、偽造一万円札の行使事件に対する防犯対策について、大阪府の協会に大阪府警察本部より下記のとおりの依頼文書をいただきました。
会員各位におかれましても十分注意して、下記により自主防犯対策の強化をしてください。
生 総 第 1619号
平成14年12月25日
大阪府アミューズメント施設営業者協会
会 長 川 楠 俊 太 郎 殿
大阪府警察本部
生活安全総務課長
偽造一万円札行使事件に対する防犯対策について(ご依頼)
謹啓 寒冷の候 貴台におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は、警察行政の各般にわたり格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、既に承知のことと存じますが、先月の中旬からゲームセンター等の自動両替機や駅の券売機で偽一万円札が使用される事件が多発しています。
この種事件は、今後も続発する可能性が高いことから、警察といたしましては、全力で犯人検挙に努めるとともに、日本自動販売機工業会を通じまして、自動両替機等製造メーカーに偽札識別センサー機能の改善や既存するセンサーロム取り替え等をお願いしているところであります。
そこで貴協会におかれましても傘下会員の方々にご連絡いただき、下記により自主防犯対策の強化を図っていただきますようお願いいたします。
記
○今回使用された偽一万円札の特徴等
・透かしや視覚障害者用識別マークがない。
・全体的に黒っぽく、印刷のズレが目立つ。
・一見して偽札と識別できやすい粗雑なものであるが、自動販売機や券売機では真札と誤認する可能性がある。
○防犯対策
・自動両替機等製造メーカーと連携したセンサーのロム取替等
・社員等が常態的に監視できる場所への自動両替機等の設置変更
・店内等への防犯カメラ等の設置
・店内等の巡回の実施
・不審者及び偽札発見時の警察等への迅速な通報
以上
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