設置機種はUFOキャッチャー、スウィートランド、ワイワイアニマルランド、ラッキークレーン、ワニワニパニック、ガチャポン、太鼓の達人、スクールキッズ。初めてのゲームに大喜びするお年寄りの姿があちこちで見られた。 各種景品が当たる抽選会も実施。(景品として用意したのは、ぬいぐるみ300個以上、マスコット100個、AOUイベントグッズ100個、りんご150個、ガチャカプ400個)。シンデレラやバニーガールに変装したスタッフがゲームのインストラクターに、抽選会のプレゼンテイターにと雰囲気を盛り上げていた。 同協会初のこのイベントは、『東奥日報』や地元のミニコミ誌『人間情報誌 夢見る人』が取材。 【『東奥日報』の記事から抜粋】 クレーンゲームで、クマのマスコットキーホルダーを“ゲット”した飛鳥いみさん(83)は「初めてやったけど汗をかくほど面白かった」と大喜びだった。 杉沢会長は、「ゲーム機を使うと、遊びながら頭を使い、体を動かすことができる。ゲーム機は子どもが遊ぶ物というイメージがあるが、お年寄りにも楽しんでもうらえてうれしい」と話していた。 【『人間情報誌 夢見る人』の記事から抜粋】 ゲーム機というと若い人の遊びと思われがちだが、これがお年寄りや障害を持った人のリハビリに大変効果あることが分かった。 例えば、この日人気者だったモグラたたきを例にとると、ポコポコ出てくるモグラを叩くには、まず反射神経が必要である。そしてそれを素早く叩くには運動神経が要求される。併せて脳の活動が刺激される。楽しみながら、健康増進とリハビリができるということで、ゲーム機の大手ナムコでは、ゲーム機を高齢者用に改造して、デイサービスの運営事業に参入しているほどである。 これまでの慰問は、歌や踊り、あるいは料理など、与えられるものがほとんどであったが、この日は、自ら参加できるとあって、最初はおそるおそる近づいていたお年寄りも、ぬいぐるみの景品をもらえるとあって、30分を過ぎる頃になると、フィーバーするほどの盛り上がりようであった。 今後、高齢者関連施設に、リハビリ用のゲーム機が置かれるのも普通となろう。 |
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Nippon Amusement Machine Operators' Union Update 2004/04/01
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